登山中のタオルは「セームタオル」が一番使いやすいと思う

2021年2月12日

ギア

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セームタオル



皆さん、タオルは何を使ってますか?

 

筆者は以前からコンパクト&速乾性に優れキャラバン「N-ritタオル」を使用しているのですが、コンパクトゆえに吸水量があまりないので、汗の量が増えれば増えるほど絞る回数を増やさなければならず、不満がありました。


Twitterなど見ていると同じ不満を抱えている人は多いようで、そんな方々がオススメしているのが「セームタオル」だったので、筆者も導入してみることにしました。



セームタオルと普通のタオルの違い


セームタオル



セームタオルは、スポンジ+タオルで作られたようなものです。スポンジとは言えスカスカなわけではなく、表面はツルツルしているものがほとんど。拭くというよりは、肌にあてて汗を吸い取るようなイメージです。

吸水性は普通のタオル(綿で作られたもの、マイクロファイバーなど化繊で作られた吸湿速乾のものも含む)に比べて、抜群に高いです。また、ヒタヒタに濡れたセームタオルを限界まで絞ると、したたるような水分はまったくなくなります。

このタオルを使う一番のメリットは、「吸水したら絞ってすぐ使える」という点にあると思います。むしろこれ以上の吸水性、速乾性のものはセームタオル以外無いと思います。

乾くとカッチカチになる





セームタオルの特徴として、完全に乾かしてしまうと、カッチカチの状態になります。一応、これを防ぐために洗濯後は筒型の保管容器に干さずに入れ、保水状態で保管する仕様になっています。

が、筆者は濡れた状態で保管していると運ぶのにもかさばるし、衛生上良くない(ちゃんと洗濯していれば大丈夫だと思いますが)気がするので、完全に乾かしてしまっています。

当然、登山開始時はカッチカチの状態なので、腹に巻いて登山をしています。するとだんだん水を吸ってシナっとなってくるので、そしたら首に巻いています。なお、カッチカチの状態で折り曲げたり雑に扱うと割れるそうなので注意。

長めのほうが使いやすい気がする


筆者が購入したのはこちら。ミズノのセームタオルです。



吸水性や速乾性は抜群で文句ないのですが、色と長さに不満がありました。

色は「いかにも水泳で使いそうな色」だったので、登山中にちょっと恥ずかしい。長さは、69cmだと首に巻くのに微妙に小さく、頭には巻けません。普通のフェイスタオルはだいたい80cmあるのでこのくらいの長さはほしいところ。でも欲しい色(ブラック)で、なおかつ80cmクラスって探すとなかなか見つからないんですよね。

ブラックはこちらを購入しました。ただこれも長さ68cmなので微妙な長さです。幅が43cmもあったので、これはハサミで半分に切りました。





肌に触れるものなので、アフターケアも考えて、令和最新版的な商品は避けたほうが良さそうです。

筆者はミズノとスピードを購入しましたが、どちらも使い心地は満足です。比較してみるとミズノのほうがちょっとだけ分厚く、吸水性は高い。スピードはちょっと薄い分、吸水性は劣るが速乾性で勝る、といった感じです。

まとめ


このタオルを持って登山
下山しても温泉・サウナに持っていき身体を拭う
使用後はきれいに洗って車内で干す

というルーチンで、他のタオルを使うことがほとんどなくなりました。どのくらいの耐久性があるかわかりませんが、しばらくはこの方法で使っていきたいと思います。

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