携帯性・可搬性について文句を言う気はまったくないのですが、とにかく汗で濡れるのがイヤ。お腹付近にモノがあるということは、汗をかけば当然ビショビショになってしまいます。肩紐もビショビショになるので使いにくい。
なので小物の収納はショルダーハーネスに取り付けるポーチ一択です。
これまでグレゴリーの「パデッドケース」を使用していました。これに不満はなかったのですが、最近購入した山と道「MINI2」がブラックなので紫はちょっと合わない。グレゴリーのロゴも主張が激しい。
で、黒くてシンプルなショルダーハーネスにつけるポーチを探していたところ、このパーゴワークス「SNAP(スナップ)」を見つけ、即購入してみました。
ショルダーハーネスポーチに求める条件
これは人によって何を求めるかによると思うのですが、筆者の場合は
- GRⅢが予備バッテリーも含めて収まる
- できればスマホが収まる
くらいのゆるーい条件です。SNAPは、この条件をカンタンにクリアしました。
SNAP(スナップ)の特徴
収納力
SNAPには大小さまざまなポケットが付いています。
そもそもの目的であったGRⅢ、予備バッテリー、iPhoneXS(5.8インチ)はきちんと収まります。ですが、それ以上物を入れるとGRⅢが取り出しにくくなります。
なおiPhoneは外側のメッシュポケットに入れてます。メインポケットに全部は収まりません。
このメッシュポケットはかなり伸縮性があるのでサングラスなども入れることができます。
公式的にはメインポケットに500mlペットボトルも入るよ、と謳っているのですが、正直それは専用のものを使った方が使いやすいんじゃないかなと思います。
■仕様
取り付け方法が秀逸
個人的には収納力よりもどれだけ付け外ししやすいか、の方が重要だったりします。
と言うのもこういった類のポーチは完全防水のものがあまりない。防水だったとしても中身が精密機器なのでむき出しだと何かと心配です。
雨が降ってきたらサッとしまえる、というのが理想。
その点、SNAPはフラップ式のベルクロで留まっているだけなので(脱落防止のナスカンは付いていますが)、一瞬で取り外しできます。
チェストストラップを通す穴は両方についているので左右どちらのショルダーハーネスにも装着可能 |
このベルクロがよく考えられていて、チェストストラップを通す穴が付いているので、チェストストラップの付け外しにも邪魔にならず、なおかつストラップ自体が下にずり落ちないようストッパーの役目を果たしています。
ファスナーは完全に観音開きにできるんですが、途中にストッパーが付いていていきなりガバッと全開にならないように配慮されています。常にカメラを出し入れする筆者には嬉しい機能。
ジッパーにストッパーがついていて不意に全開にはならない |
色のラインナップは4種類
ブラック、ダークベージュ、アーバングレー、新色のモスグリーンの4種類ありますが、山と道MINI2にはブラックが良く似合います。ブランドロゴの主張が控えめなのも好ポイントです。
85g、値段も4,070円(税込)と手ごろなので物欲センサーがすぐに反応してしまいました。
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まとめ
長く使えるアイテムになりそうな予感。使わなくなったパデッドケースも、バッグインバッグとしてカメラケースにして使用する予定です。
何回か使ってみた感想
使用感は悪くなく、半開きでGRⅢを入れた状態で走っても落ちることはありませんでした。
あえて難点を挙げるとすれば、防水ではないのでちょっとした雨で濡れることがあるのと、汗を大量にかいてしまうとザックのショルダーパッドを伝って毛細管現象(?)でSNAPが濡れてきます。
結果、外側のメッシュがビショビショになり、その後內部にまで浸水してしまいました。
真夏はナイロンシートなどを噛ませて防水しようかな、と対策を考えているところです。
いずれにせよ今後しばらくはこのポーチからは離れられません。
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