トレッキングポールのダークホース Karrimor カリマー「カーボントレッキングポール」

2019年9月12日

ギア

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皆さんはトレッキングポール使ってますか?

使う派、使わない派が激しく分かれるのがトレッキングポール。

膝や体力に自信の無い人が使うイメージが強い(勝手な想像)ですが、使う派の私に言わせれば「使わない理由がない」のがトレッキングポールです。

いろいろなサイトでレビューが乱立していますが、今回は私が今使っているKarrimor カリマーの「カーボントレッキングポール」をご紹介します。

カリマーってトレッキングポール出してるの?


おそらくトレッキングポールを探してこのページにたどり着いた方はちょっと不思議に思うかもしれません。

これ、日本の販売代理店では売っていません。基本的に並行輸入品です。
※100%ニセモノではない!とは言い切れませんが、こういうニッチな商品のニセモノを作るメリットがあまりないので何とも言えないのですが…。

なので、アウトドア量販店で見かけることはあんまりないかもしれません。

ちなみに本家イギリスのKarrimorのサイトでは普通に販売されています。

日本でも売っているのはAmazonやYahooショッピングが多いです。

トレッキングポールのメリット


私の個人的な体験で恐縮ですが、私は登り70%、降り30%くらいの割合でトレッキングポールを使用しています。

登りのほうが多いのは、体力が無いからです。

斜面を登るとき、負担は下半身に集中します。そうなると疲労はどんどん下半身に溜まり、体力も消耗していきます。

ここでトレッキングポールを使うと荷重を分散できるため、下半身への負担を軽減できるので消耗も一緒に分散できます。

ちなみにこのときのポールの長さは地面とポールを持った腕が並行になるといいそうです(つまりポールと腕の角度が90°。登りの傾斜がキツイときはもうちょっと短めに。降りは傾斜によってちょっと長めにします)

特に重量級の荷物を背負っている時に効果を発揮します。

降りはバランスを取るために使用します。転ばぬ先の杖的な使い方です。

傾斜がゆるくなれば使用しません。

もともとトレッキングポールは使わない派だったのですが、体力の衰えを感じ始めたのと下山時の衝撃に膝が耐えられなくなってきたため導入したのですが、大正解でした。

※あくまで私個人の使い方で、誰にでも合致するわけではありません。

トレッキングポールの種類


有名メーカーだとLEKIやブラックダイヤモンドのトレッキングポールが有名です。

軽くて高性能、しかしその分お値段もなかなか。


安いのもあるのですが、その分機能が削られていたり重かったり。

いろいろ比較検討した結果、このカリマーのポールに落ち着きました。

ポールには選ぶべきポイントがいくつかあります。

素材


だいたいアルミカーボン、このどっちかですね。一概には言えないのですが、アルミは重くて安いカーボンは軽くて高い、というイメージです。

どっちが良くてどっちが悪い、という話ではなくて、どちらにもメリット・デメリットはあります。

例えばアルミは重い分バランスが取りやすく折れにくい、カーボンは軽くてしなやかだけど折れてしまうことがある、といったふうに。

逆にアルミでも軽くて高価なものもあります。

好みとお財布と相談といったところでしょうか。

Karrimorのものはカーボン製。

握りの形状


I字


ストレートというヤツです。

握った形になっていて、ズレにくいよう工夫されているものがほとんど。



T字


これも読んで字のごとく。

これも好みの問題かと。

伸縮方式


スクリューロック方式


ねじって固定する方式。ちょっと力がいりますが、スタンダードな方式です。

レバーロック方式


レバーで固定する方式。ネジと併用の場合もあります。ネジがゆるいとロックが外れたりすることがありますが、素早く伸縮させることができます。



ピンロック方式


三節棍みたいに折り畳めるポールに多い方式。穴にピンを差し込んで固定します。長さ調節はここではなくスクリューかレバーで行うようになっているものが多いです。メリットはコンパクトになるのでザックの中にしまえること。

アンチショック


地面についたときにスプリングで衝撃を吸収するかどうか。そんなに激しいつき方をしないのであれば必要ないかなーとは思います。以前持っていたのがコレでしたが、そこまでの違いは今のところ感じていません。

カリマー トレッキングポールの場合


カーボンのレバーロック方式です。アンチショックはありません。

選んだ理由の一つは軽さと値段。

1本210gと超軽量、カーボン素材で12,000円弱(2022年7月弱)と、そこまで高くない値段です。あとはブランドびいきです。

たたんだときの長さ


結構重要だったのがコレ。

冒頭にも書いた通り、ずっと使っているわけではないのでザックに固定している時間が存在します。

そのときに、長すぎると邪魔。たたんだときに65cm以下が理想だったので、これを選択しました。このポールは最小64cm。結果、長すぎず満足です。

まとめ


これを購入するまえはノーブランドの2000円くらいのものを使っていましたが、段違いの軽さとレバーロックの操作性に感動しました。

なお専門家ではないので確かなことは言えませんが、トレッキングポールを使いこなすキモはストラップにあり、とのこと。

ポールを握りしめて使うのではなく、ストラップを短くし、手の腹側で荷重をかけつつ軽く握るのが正しい使い方なのだそうです。

ポール一つとってもこういう使い方ウンチクがいっぱいあるので、まだまだ勉強しなきゃなぁと思っている今日このごろです。

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