迷ったらコレ! シュラフ界の優等生 モンベル「ダウンハガー800 #2」

2019年8月7日

シュラフ

t f B! P L


テント泊初心者がまず迷うのが「シュラフ」。寝袋です。

どのメーカーを選べばいいのか? リミット温度ってなに? …とまぁ、かく言う私もさんざん悩みました。

今回はそんな悩み倒した私が今使っているモンベル「ダウンハガー」についてご紹介したいと思います。







モンベル ダウンハガーシリーズの特徴


ダウンハガーというのは、モンベルのシュラフのシュラフシリーズです。

ただこのシリーズも、選択肢がいっぱいあるんですよね。この中から目的に合ったシュラフを探すのも結構大変です。

要点を整理すると、こちらになります。

ダウンハガーの後の数字 650~900

この数字は、「フィルパワー」(FP)の数字です。数字が高ければ高いほど、軽くて暖かい。

900台のダウンシュラフは、圧縮したときにコンパクトにもなります。ですが希少なため、値段も高くなります。

逆に600台のシュラフはかなり大きく値段も安め。

出典:モンベル


#1、#2などの数字


詰め込んであるダウンの量に応じてナンバーが振られています。0に近いほど、ダウン量が多く暖かいです。その代り、重量が増し、値段も高くなります。

スーパースパイラルストレッチ


後述するアルパインダウンハガーを除き、ダウンハガーには「スーパースパイラルストレッチ」という機能が搭載されています。これはつまり、「シュラフの中であぐらがかけるほど伸びる機能」です。

実際、これはマミー型のシュラフにしてはものすごく快適です。ビヨンビヨンに伸びます。

出典:モンベル


アルパインダウンハガー

ダウンハガー800をベースにスパイラルストレッチ機能は残しつつも軽量・コンパクト化化を行ったモデルです。「スーパー」ほど伸びませんが、そこそこ伸びます(ダウンハガーが135%、アルパインが125%の伸縮率)。また、値段的にもダウンハガーより数千円安くなっています。

値段とスペックまとめ

2019年8月時点です。(筆者調べ)



ダウンハガー900は、やっぱり高い! でもこの軽量性とコンパクト性は羨ましい…。

結局どれを選べばいいの?

自分のテント泊条件と照らし合わせて考えてみましょう。

コンフォート温度とリミット温度

シュラフにはこの二つの温度が設定されています。

出典:モンベル

コンフォート温度


快適に眠れる温度。

リミット温度


この温度までなら丸まってギリギリ眠れる温度。

と覚えておけば大丈夫です。


これを踏まえた上で、私の場合、

  • 積雪期のテント泊は基本やらない
  • 0℃以下になるような場所ではやらない
  • シュラフが1kg超えると重い
  • でも寒いのはイヤ

という条件だったので、消去法でダウンハガー800の#2になりました。
ちなみに、低山で暖かいことが分かってる場合に備えて、#3も所有しています。

なお、モンベルのシュラフは嬉しいギミックが付いています。

ジッパーがR(右閉じ)とL(左閉じ)に分かれていて、どちらかを選択することができます(モデルによっては片方しかないことも)。

で、このジッパー、連結させることができるんです。つまり、RとLの2つのシュラフを一つにすることができます。親子やカップルにいいかもしれません。

他のモデルでは試したことはありませんが、私の持っているダウンハガー800の#2と#3はそれぞれRとLなので、連結することができます。

シュラフカバーがあるといいかも

シュラフに限らず、ダウン製品は水濡れに非常に弱いです。

雨の日や湿度の高い時期にテント内で使用すると、浸水や結露などによりシュラフが濡れて保温性が損なわれてしまうことがあります。

そうなると本当に寒いです…。

そんなとき、シュラフカバーが一枚あると安心。ゴアテックス素材のものや、その他の防水性のものがありますが結構高価なので私はコレを使っています。





エマージェンシーシートが寝袋型になったものです。本当に緊急時にしか使わないのですが、一応持っているという感じです。

弱点としては透湿性は無いので中に結局湿気が溜まってしまうので、定期的に吐き出さないとダメです。ただ、非常に暖かいです。

まとめ

キャンプやテント泊で活躍するシュラフですが、実はテント泊より車中泊のほうが多く使っているんですよね…。

冬にしか使っておらず服を着たまま使用しているので、まだ一度も洗濯していません。ダウン用の洗剤を購入したので、今度洗濯してみようと思っています。

そのレビューもいずれしたいと思いますので、ご期待ください。


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