GRⅢ 素人の登山作例レビュー メリットとデメリット 星空撮影も【画像大量】

2019年8月5日

ガジェット カメラ

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やっと購入、ドレスアップしたGRⅢを持って山行に行くことができました。

GRⅢをドレスアップ! ULYSSES(ユリシーズ)「GR3ボディスーツ」 木製リングストラップ「minimo」

今回行ってきたのは北アルプスの入門に最適と言われる「燕岳」。

憧れの燕岳 星の降るテント泊 | YAMAP / ヤマップ

たくさん写真を撮ってきたので、どうぞ見てやってください。




前提として

今回GRⅢを使って撮影を行いましたが、基本的に「スナップシューターとしてのGRⅢ」を重視して撮影をしています。そのため、GRⅢに搭載されている様々な機能を駆使して撮影する、というよりは、いかに手軽に、起動した状態で、オートで、どこまで綺麗に写真が撮れるか? を重視して撮影しています。

また筆者自身、ISO、F値、シャッタースピード、ホワイトバランスを理解している程度の知識量で、RAW現像までの技量はありません。明るさや色調はほぼいじらず、撮って出しの状態でお見せします。

GRⅢ自身が吐き出すJPEGでどこまで表現できるか? もこのレビューに含まれますので、その点ご了承ください。


登山中写真

今回の行程は一泊二日。満充電のバッテリー3つを持っていきます。うち2つはAmazonで購入したサードパーティ製の互換品。超安かった。これもどのくらい持つのか、実験です。

まずは登山口から。



朝6時半、曇り。なかなかの混雑っぷり。太陽光はなし。


マクロ撮影。水の質感もしっかり出ています。



山なので自然と緑が多いですが、逆光でも緑はちゃんと映えています。


合戦小屋へ荷物を運ぶロープウェイ。


樹林帯が開けて、合戦小屋到着。ガスで太陽光はまだなしです。


名物スイカ。ピントは合ってます。


マクロ撮影。タッチAFとは言え、ちゃんとタッチしないとピンボケしてます。


唯一の鎖場。まだガスってますね。


頂上到着。まだガスは晴れましたがまだ曇り。



テント設営。「ニーモ タニ2P」です。張り綱とオプションペグを忘れたことはナイショです。こちらはまた別途レビューします。



晴れてきました。緑が鮮やかに解像しています。


燕山荘。パンフやHPでよく見る画角。


テント場上から見た図。これはー2EVとかで撮影してしまっています。失敗。


太陽が出たので、スタンダード燕岳。F2.8 EV0 1/800 ISO 100 
 

徐々に日が沈んでいきます。ちなみに日の入り時は曇って夕焼けは撮れず。


食事風景…なんですが、イマイチどこにピントが合ってるか分からない。らーめん?

星空撮影

22時過ぎ、晴天となり月も無いので星空を撮影しました。

使用した三脚はこちらです。






夜になり、天の川撮影。今回初のマニュアル撮影です。F2.8 20 秒 18.3 mm ISO 6400
ISO 6400だとちょっとキツイかも。


縦写真。右下は槍です。やっぱり星景撮るには画角が足りない気がする。F2.8 10 秒 18.3 mm ISO 12800


燕岳バック。ISO3200にして色調をいじったもの。やはりこれくらいが実用的か。

ちなみにこの時点で、200枚ほど撮影。純正バッテリーはまだ残2つ表示で余裕あり…?
でもスマホに画像転送したら0になり、互換バッテリーに入れ替えました。

早朝撮影

日が出てくると、三脚無しでもブレずにスナップし続けることができます。手ブレ補正はさすがです。


F2.8 1/30 18.3 mm ISO 10000


F2.8 1/30 18.3 mm ISO 1000


F2.8 1/200 18.3 mm ISO 100


F2.8 1/800 18.3 mm ISO 100


槍です。エモーショナルです。F2.8 1/250 18.3 mm ISO 100


モルゲンロートイルカ岩。

日が昇ってから


燕山荘のカフェ。これもEV間違い。


ここもオープンテラスみたいになります。





最後の槍。

2日間撮影してみて

ほぼ肌身離さず撮影していたのですが、これまでiPhoneXSで撮影していたものをGRⅢで撮影する、という考え方は問題なく置き換えができました。

懸念だったバッテリー問題も思っていたより大丈夫でした。というより前評判があまりにも悪かったので、期待値が逆に低すぎたのかもしれません。動画はほとんど撮らなかったので。

星空は手軽過ぎ! と思いました。準備とかほぼいらない。ちゃんと設定とかもっとしてたら綺麗な写真撮れたと思いますが、思い出作り以上のことをこれでしようとは今はまだ思っていないので必要十分です。

画角がちょっと狭い

ただやっぱり広大な世界を切り取る、という側面からみると、広角がどうしても欲しくなります。ワイコン付けてもいいんですが、それだとこのサイズのコンデジの意義が…。


今もGRⅢの購入動機と、この矛盾と死ぬほど戦いながら悩んでいます。

まとめ


やはり「登山とカメラ」は相性のいい趣味であることは間違いないと思いました。

苦労して登って、その目にしたものを残して、人にも見てもらう。この喜びは他には代えがたいものであるなと。

また、GRⅢを持つことによってスマホとカメラを分離し、役割分担がきっちりできたことも大きいです。スマホにはスマホの役割があって、カメラにはカメラの役割があって、2in1であることのメリットもあるけれど、バッテリーの問題であったり故障のリスクであったり、デメリットもある。

どちらが優れている、ではなく、どちらの道具も便利なものとして切り分けて愛用していこうと思いました。

おまけ

こちらは燕岳の360度パノラマ写真です(ストリートビュー)。ちなみに、これはiPhoneXSで撮影、合成したもの。iPhoneでここまでのパノラマ写真ができる時代になりました。

VR動画撮影はまだ単体ではできませんが、パノラマ写真はiPhoneで十分です。




レタッチしたもの。




なお、これらの画像は最大限軽くするためGoogleフォトを経由してレタッチしているため元の画像より相当粗いです。GRⅢはここまで表現できるよ、という一例ととらえていただければ。




ちなみにメチャクチャ安かったバッテリーの互換品。何の問題もなく使用出来ていますが、自己責任でお願いします。


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筆者

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山道具やガジェットの紹介などしています。Amazonアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

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