日帰り登山のバックパックについてずっと悩んでいました。
テント泊はバルトロ65があるからいい、ちょっと荷物多めの冬や料理する日はミレーのサースフェー40+5を使用、でも日帰りで料理もしなくておにぎりorパンで済ます日のザックが決まらず、とうとう2019年の初夏に突入。ここまで3年悩んでます。
重荷が楽しみになるバックパック グレゴリー 「バルトロ65」
多機能なのにムダの無いバックパック! ミレー「サースフェー40+5」
それまでタウンユースのバックパックと兼用でいいや、と思ってみたりもして、マックパックのゲッコクラシックを使ってみたり、アークテリクスのアロー22を使ってみたりしましたが、どれも良いザックながら、タウンユース寄りで登山に使うには「うーん」な感じ。
そこで、今年リニューアルしたというグレゴリーの「ZULU30」(ズール30)を店頭に見に行ったら、一目惚れしてしまい、即買いしてしまいました。
ZULU30(ズール30)のスペック
以下公式より。
夕方5時を過ぎれば、アウトドアもリラックスタイム。
柔軟で通気性が高いフリーフロート・サスペンションを備えるズール30なら、夏は涼しく軽快に、冬は冷たい汗に凍えることなく快適に背負えます。
春夏秋冬、アフター5が楽しみになるアクティブなバックパックです。
■携帯電話やコンパクトカメラを収納できる特大ヒップベルト・ポケット。
■両サイドに伸縮性のメッシュサイドポケット
■トレッキングポールやアイスアックスを固定する調整可能なアタッチメント・ループとフックアタッチ
■チェストストラップは、ホイッスルを兼ねています。
【容量】30リットル(S/M)
【サイズ】S/M (第7頸椎骨~腰骨最上部 38~46cm)、M/L (第7頸椎骨~腰骨最上部 46~56cm)
【重量】本体=1.11kg(S/M)、レインカバー=74g
【推奨パッキングウェイト】16kgまで
【素材】ボディ/210D・ハニカム・クリプトリップ 高密度ナイロン&210D高強度ナイロン、テナシティ・ナイロン(耐久性の高いナイロン素材)ベース/630D高密度ナイロン/420D高密度ナイロン ライニング/135D 高密度エンボス加工ポリエステル
【定価】21,600円(税込)
ズール30の特徴
もちろん、ショルダー部分も全部メッシュです。
ズール背面。全面メッシュ |
汗っかきの私にとって、これは革命です。一目惚れした理由もこれ。
ただメッシュなだけではなくて、背面パネルは荷物部分との間に空間があって、空気が通り抜けるようになっています。
向こうが見える背面メッシュパネル |
ポケットや独自機能は?
私の中の位置付け的にも、グレゴリーの位置付け的にもライトハイク向けなので、ポケットや装備などはその分オミットされていて、必要最小限です。
雨蓋外側ポケット |
パカっと開く天蓋式ではなく、デイパックによくあるジッパー式の雨蓋です。
外側にポケット、裏側にもポケットが一箇所ずつ付いています。
雨蓋裏側ポケット。キーチェーン付き |
私はハイドレーションはあまり使わないので、プラティパスを入れています。
ハイドレーションポケット |
フロントポケットはガバっと開くメッシュタイプのポケットです。
よく伸びるので、脱いだシェルなんかを入れてます。濡れたものを入れたりするのに便利です。また、ここにレインカバーが内蔵されています。
フロントメッシュ |
私はナルゲン1リットルをメインで使うので、この伸縮率は嬉しい。
ただちょっと伸びたら伸びっぱなしになっているかも。。
サイドメッシュポケット。両方同じ素材 |
四角いものは入れにくいかも。
サングラス留め |
サングラスの居場所をよく探している私にはちょうどいい機能です。
まとめ
背負い心地はさすがグレゴリー、と言ったところ。
背面パネルは背面長をマジックテープで調節できるようになっていて、フィッティングをさらに上げることができるようになっています。
また、ヒップベルトから背面パネルまで一体化していて、それがバネのような役割を果たしているので、ブレが非常に少ない作りになっています。
それにしてもグレゴリーでこのメッシュ感は、ここまで汗に正面から向き合ったザックは初めてではないでしょうか。