出典:Wikipedia |
山でどんなパンツ履いてますか? いや、変態的な意味ではないです。
綿の素材はダメ、と散々言われて久しいですが、私もユニクロでスポーツ用のボクサーパンツを買ってみたり、スポーツ量販店で3枚980円のパンツを買ってみたり、いろいろ試しました。
で、たどり着いた結論が、「どれも大差なく、耐久性に乏しい」ということ。
結局、毎日履くもので、一番肌に密着していて、なおかつ立ったり座ったり、一番負荷がかかる部分なので、ローテーション組んでいても痛むのが早いんですよね。
止まらないメリノウール信仰
メリノーウールの靴下、アンダーシャツを購入してからというもの、私のウールに対する信仰は深まるばかりで、肌に触れるものは夏でも冬でもウールにしたい、という欲望は高まっていったのでした。
理由は2つ。
圧倒的な吸湿と速乾
速乾性については、他のポリエステルには劣ります。ただ、吸湿力については別格。ちょっと汗ばむな、くらいなら、すぐに吸い込んで肌はもうサラサラ。ウールが全部吸い取ってくれるんです。
でも、暑いわけではない。適度な風通しがあって、速乾性もあるので気化熱の効果で夏でも涼しい。天然素材でここまで驚かされるとは、思ってもみませんでした。
臭くならない
もともとニオイはするほうでは無かったんですが(家人の言葉なので信用してます)、それでも30すぎると加齢臭的なものは発するようになってきます。
出張などで着替えられないこともザラ。
今までの化学繊維や綿のインナーだと、相応に汗臭かったり加齢臭はしていたんですが、ウールに変えてからは、ほぼ気にならなくなったとのこと。これは自分の意見ではなく他人の意見なので、ある程度信用しています。
どうせ着るなら付加価値のあるものを
ブランド品で着飾るのと発想は全く同じなのですが、私の場合はそれが「着心地」と「機能」に偏重しています。
「天然素材を身に付けている」というオーガニック感と、「なのに高機能なんだぜ」というのは、「ヴィーガンなのにステロイドでドーピング」しているのと同じような気持ちです。すみません。言い過ぎました。
で、最後に残った未オーガニックが、パンツです。
なんで最後なのかというと、単純に単価が結構高いからです。
シャツや靴下は2,000円〜3,000円で変えるのに対し、パンツは何気に5,000円超えてきます。
朝昼節約して1パチを打ちに行く私にとっては、ちょっとしんどい。
今は、ウール4枚のパンツでローテーションを組んでいます。
まず一枚目がこちら。
モンベル スーパーメリノウール L.W.トランクス
画像リンクで商品ページへ |
価格:3,200円(税別)。
ウールとナイロンの混紡です。
これはプレゼントでもう一枚もらったので、計2枚持ってます。
続いてこちら。
smartwool(スマートウール) メリノスポーツ150
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5,292円也。こちらもウールとナイロン混紡です。
最後はこちら。
icebreaker アイスブレーカー アナトミカボクサー
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5,500円超え。こちらもウール&ナイロン。
以上、この3種混合で争ってます。
それぞれの感想
モンベル
モデルによるのですが、これは非常に薄いです。ケツは透けてます。
なので、真夏にはいいかも。
ちょっと股が浅め。サイズ感を大きくしても、フィット感はきつめかもしれません。
前開きの切れ込みも浅めなので、油断してると「出」ます。
個人的点数なら5点満点中、3.5点かな。
スマートウール
腰のゴムが固めにできてます。その分丈夫なんでしょうが、私的にはちょっとマイナス。ゴワつき感があります。フィット感も、ちょっとユルっとした感じ。
質感もウールの割にザラザラしてます。
3点。
アイスブレーカー
これが本命です。今のところ。
フィット感、肌触り、柔らかさ、パーフェクトです。
前開きがないので、トイレのときちょっと不便ですが、それだけ。
まぁ、その分一番高いんですが…
まだこのパンツジャーニーは続けたいので、期待を込めて4点です。
お手入れについて
蛍光剤、柔軟剤を避ければ問題無いと思います。
ウールですが、未だ毛玉も見当たりません。靴下などと違って、生地が薄いのでできにくいのかもしれませんね。
ちなみに、裏返してから洗うと痛みが避けられるそうです(根拠がしっかりしてないので自己責任でお願いします)。
まとめ
某芸能人やビジネスマンは、ここぞという時に勝負パンツで勝負に望むといいますが、私にとってのそれはこのアイスブレーカーです。大事な商談の日などには必ず履いていきます。
それで成功して、週5でこれを履くのが当面の目標です。