登山に持っていく電子機器って、意外に多いんですよね。
スマホにカメラ、スマートウォッチ、あと人によっては電子書籍などなど。
一番の生命線はスマホ。これの電池が切れたら救助も呼べないし、GPSも切れて現在位置もわからない。
地図とコンパスがあればなんとか現在位置が分かっても、それができる状況にあるか、またそこまでのスキルがあるかどうか、ちょっと怪しいところです。
頼れるモノは頼ったほうがいいので、できる限りの備えはしておきつつ、使える文明の利器は使いましょう。
重視するのは、重さか、容量か
正直、この2択以外で重視するところはあまり無いと言っていいと思います。
「テント場でもスマホや電子機器を使って快適に過ごしたいか」
「電子機器はそこまで使わずに過ごしたいか」
私の場合はガジェットジャンキーなので前者です。
なので、容量重視です。
この二つの要素は、通常、反比例します。
容量が多ければ重いし、少なければ軽い。
自分のスタイルにあった容量を見つけるのが肝心です。
よく考えて決めましょう。
この二つの要素は、通常、反比例します。
容量が多ければ重いし、少なければ軽い。
自分のスタイルにあった容量を見つけるのが肝心です。
よく考えて決めましょう。
バッテリーのロス
また、バッテリーには「損失」という概念が存在します。
5000mhと表記してあっても実際に機器に充電される電気量は5000mhではなく、少ない数値で充電されます。
これは充電する過程でロスが発生するためです(熱が発生している場合は電気が熱エネルギーに変換されていて、これがロスになる)。
また使用温度などにも左右され、例えば極寒ではバッテリーの性能は極端に落ちてしまうので温めながら使う、などの工夫が必要になります。
パッキングの重要性
言い換えれば「どんなケースに入れるか」です。
バッテリーや電子機器は「絶対に濡らしてはならないもの」です。また衝撃にもそんなに強くありません。
そのため「防水仕様でなおかつ衝撃吸収仕様のケース」が必要になります。
ただしそんなに都合の良いものを持ってない方もいると思いますので、100均の衝撃吸収ケースに入れジップロックで保管、などでも問題ないと思います。
そのため「防水仕様でなおかつ衝撃吸収仕様のケース」が必要になります。
ただしそんなに都合の良いものを持ってない方もいると思いますので、100均の衝撃吸収ケースに入れジップロックで保管、などでも問題ないと思います。
バッテリーが濡れたり破損していたりすると、バッテリーだけでなくスマホや機器本体の故障の原因にもなりますので注意しましょう。
これに関連して、バッテリーそのものの形も重要になってきます。
これから紹介するものは、タバコケースのような形をしているものやスマホと同じサイズ・形をしたもの、円筒形のものなど様々なものがありますが、それらが一つに収まらなければ意味ありません。
お気に入りのケースを探すのも楽しみの一つです。
ケーブルたくさん問題
持っていく機器によって、ケーブルを何本も持っていくのは億劫です。
接続先が「Lightningケーブル」「microUSB」「USB-C」などある場合、これだけでも3本です。
さらに私が持っているプロトレックスマートは特殊コネクタなので、microUSB⇔特殊コネクタを持っていかねばなりません。
テント場で絡まったケーブルをほぐす…考えただけでも疲れます。
これは3in1ケーブルを持っていく、などである程度解決できると思います。
モバイルバッテリー部門では、以下の点を考慮しました。
登山ではなく日常では大ベストセラーのこの製品。
コンセント(AC入力)がついていて、本体へ充電しながら機器への充電が可能です。
コンセント付きは確かに便利なのですが、果たしてテント場にコンセントがあるか? あっても使えるか? がギモンなので、この順位。容量と比較してちょっと重いです。
ちょっとモバイルバッテリーとは毛色が異なるのですが…ただモバイルバッテリーだけを並べるのもつまらないので。
この製品はちょっと変わっています。
通常のUSB充電だけではなく、ソーラーパネルでの充電と手回しでの充電に対応しています。
そのため、登山だけでなくキャンプ、災害時の備えとしても使えるバッテリーです。
あまり有名ではないメーカーなのですが、ラッキーストライクの懸賞でポイントを集めて当たる景品の中にこれがあって、欲しかったのでランキングに入れてしまいました(笑)
まさかのQi規格(ワイヤレス充電)対応で、さらにLightning、microUSB、USB-Cのケーブルが内蔵されているので、これ以外持ち歩く必要がありません。
ただ、その分ちょっと重めです。
6700mhと容量はちょっと物足りないながらも、130gと超軽いです。
総合的なバランスで、これが1位です。
新モデルの「Anker PowerCore II 10000」も出ているのですが、14g重くなっているのと、ちょっと価格が高い&進化したのがバッテリー充電時間が短くなった(でもそれには対応充電器が必要)なので、旧モデルのコチラを1位としました。
Lightning、microUSB、USB-Cが一つになったキーホルダー型のケーブル。
車のキーリングにいつもつけています。山に行くときは貴重品としてバックパックに入れているので、一緒にほうりこんでいます。
こちらはLightningとmicroUSBのみ。巻き取り型です。
買った後に、モンスターボール型のものがあったのに気付きました。こっちが欲しかった…!
さらに私が持っているプロトレックスマートは特殊コネクタなので、microUSB⇔特殊コネクタを持っていかねばなりません。
テント場で絡まったケーブルをほぐす…考えただけでも疲れます。
これは3in1ケーブルを持っていく、などである程度解決できると思います。
モバイルバッテリー部門
- 軽量性
- 容量(1~2泊で想定)
- パッキングを圧迫しない形
- 高速充電
- 充電口数
5位 Anker PowerCore Fusion 5000
登山ではなく日常では大ベストセラーのこの製品。
コンセント(AC入力)がついていて、本体へ充電しながら機器への充電が可能です。
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製品サイズ:約72 x 70 x 31 (mm)
製品重量:約189g
バッテリー容量:5000mAh
入力:【AC使用時】5V=2A
出力:【AC使用時】5V=2.1A(最大合計x2.1A) 【バッテリー使用時】5V=3A (最大合計3A)
2ポート出力
コンセント付きは確かに便利なのですが、果たしてテント場にコンセントがあるか? あっても使えるか? がギモンなので、この順位。容量と比較してちょっと重いです。
4位 Chargi-Q mini(チャージックミニ)ソーラーチャージャー モバイルバッテリー 8000mh
この製品はちょっと変わっています。
通常のUSB充電だけではなく、ソーラーパネルでの充電と手回しでの充電に対応しています。
そのため、登山だけでなくキャンプ、災害時の備えとしても使えるバッテリーです。
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製品サイズ:13.5×7.0×3.5cmLEDライトも付属しているので、懐中電灯としても活躍します。
重量:320g
バッテリー容量:8000mh
入力:5V=1A
出力:記載なし
2ポート出力
3位 HACRAY 4in1マルチ充電ケーブル内蔵型ワイヤレスモバイルバッテリー 8000mh
あまり有名ではないメーカーなのですが、ラッキーストライクの懸賞でポイントを集めて当たる景品の中にこれがあって、欲しかったのでランキングに入れてしまいました(笑)
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製品サイズ:7.5×15.7×1.6cm
重量:220g
バッテリー容量:8000mh
入力:DC5V=2.0A
出力:DC5V=2.4A ワイヤレス出力:5W
まさかのQi規格(ワイヤレス充電)対応で、さらにLightning、microUSB、USB-Cのケーブルが内蔵されているので、これ以外持ち歩く必要がありません。
ただ、その分ちょっと重めです。
2位 cheero Power Plus 3 mini 6700mAh
6700mhと容量はちょっと物足りないながらも、130gと超軽いです。
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製品サイズ:9.2×4.3×2.3cm軽量性ではこれがNo.1だと思います。
重量:130g
バッテリー容量:6700mh
入力:DC5V=2.0A
出力:DC5V=2.1A
1ポート出力
1位 Anker PowerCore 10000
総合的なバランスで、これが1位です。
新モデルの「Anker PowerCore II 10000」も出ているのですが、14g重くなっているのと、ちょっと価格が高い&進化したのがバッテリー充電時間が短くなった(でもそれには対応充電器が必要)なので、旧モデルのコチラを1位としました。
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製品サイズ:9.6×6.0×2.2cm
重量:180g
バッテリー容量:10000mh
入力:DC5V=2.4A
出力:DC5V=2.0A
1ポート出力
なお、旧モデルのカラバリも豊富です。私が旧モデルを持っているからと言ってひいきをしているわけではないです…
PowerIQという独自技術が使われていて、機器への充電時間が早いのが強みです。
2泊の「通常の」旅行でこれで困ったことがないので、登山ではこれで問題ないと言えると思います。
ケーブル部門
部門、といってもこちらは持っていく機器によるので、ランキングではなく私が使っているものをご紹介します。
inCharge 3in1 USBケーブル
Lightning、microUSB、USB-Cが一つになったキーホルダー型のケーブル。
車のキーリングにいつもつけています。山に行くときは貴重品としてバックパックに入れているので、一緒にほうりこんでいます。
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cheero 2 in 1 Retractable USB Cable
こちらはLightningとmicroUSBのみ。巻き取り型です。
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買った後に、モンスターボール型のものがあったのに気付きました。こっちが欲しかった…!
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まとめ
モバイルバッテリーは、いまやエマージェンシーキットの一部です。
持っていったほうがいい、ではなく必ず持っていくべきものです。
大容量のものを、とは言いませんが、万が一がないようにせめて保険になるくらいのものはもっていくべきでしょう。